ESCAPEシリーズは誕生から今年で13 周年を迎えます。これまでに「賃貸からの脱出」をキーワードに、お客様の声を取り入れながら数え切れないほど小さな積み重ねを続けて進化してきました。 その積み重ねのごく一部ですが、これまでのESCAPEの進化の軌跡をご覧ください。
2011年
ESCAPE誕生
東日本大震災のあったこの年。震源から遠く離れた青森県でも地震の影響は大きいものでした。インフラ復旧までの数日を、寒く、不安な思いで過ごしました。
そんな中で、販売スタッフから出てきた言葉は、 「お客様に安心して暮らしてもらえる、断熱も耐震性もしっかりした住宅を販売したい」。その強い気持ちから地元工務店と協力して設計と思案を重ね、ESCAPEシリーズ最初の1棟をこの年にリリースしました。
当初のコンセプトである、壁全体で重さを支える地震に強い工法・基準を超える高い断熱性能は、今もESCAPE全モデルに受け継がれています。
2013年
デザインのリニューアル
販売棟数10棟を達成。購入されたお客様・見学された方のご意見を取り入れ、デザインと設計の見直しを行いました。初期バージョンよりコストを抑えることに成功し、価格据え置きのまま耐久性の高いガルバリウム鋼の屋根材など高グレードの建材でお客様に提供できるようになりました。
この建材の変更でESCAPEはより雪に強く進化することになり、翌2014年から青森市でも販売を開始しました。
2016年
コンパクトタイプ誕生
これまでの5年間に、「もう少し小さい家がほしい」というお客様の声がありました。お客様の声を取り入れるべく、何度も小さめESCAPEの企画・設計をしていましたがコスト面で折り合いがつかず、実現できずにいました。
この時期にESCAPEシリーズ販売棟数は50棟を突破。継続してまとまった量の建設が見込めるようになったため、建築資材の一括仕入れでコストダウンすることが可能になり、値段を抑えたコンパクトタイプをリリースすることができました。
「品質は変わらず、省スペースで手頃な家」というコンパクトタイプのコンセプトは、現在のESCAPE NEXTシリーズへと受け継がれています。
2018年
再度デザインリニューアル
販売棟数は200棟を突破。
断熱性能の強化を目的として建物の凹凸を減らしたシンプルな形にデザイン改良を行いました。夏も冬もより快適に過ごしやすくなった上に、建築コストを抑えてキッチンや水回りに費用を割くことができるようになります。
全モデルでタカラスタンダード製システムキッチン・ユニットバスに変更し、注文住宅に負けない高品質な設備を標準で提供できるようになりました。
2020年
ESCAPE
NEXT誕生
さらにシンプルに、クセがなく使いやすい住宅を目指して、好評いただいていたコンパクトタイプをベースに、1から設計・リデザインした、ESCAPE NEXTをリリース。 これまでのESCAPEでは建設が難しかった中心市街地でも展開できるようになり、利便性とコストパフォーマンスを求めるお客様向けの新シリーズとして誕生しました。
オリジナルESCAPEのコンセプトも品質もギュッと濃縮して提供しています。